貞観政要「創業と守成いずれが難きや」ブロガーに刺さる名言

貞観政要「創業と守成いずれが難きや」ブロガーに刺さる名言

こんにちは。tetsuya(@tetsuya_blulog)です。

毎週月曜日のブロガーに刺さる名言シリーズ。
今回は、中国の古典『貞観政要』より、唐の皇帝・太宗の問いかけです。

太宗

太宗
( 626- 649)


『貞観政要』は、唐の2代皇帝・太宗が300年続く唐帝国の礎を築いた「貞観の治」についてまとめたもの。
その中でも、特に有名な太宗の思想を紹介します。

創業と守成の難しさの違い

創業と守成と、いずれが難きや

父・李淵と共に中国を統一して唐帝国を築き上げ、2代皇帝となった李世民(太宗)は、その部下に対してこのように問いかけました。

「一大事業を成し遂げること(創業)と、その後に体制を維持し続けること(守成)と、どちらが困難だろうか?」

ある部下はこう答えました。
「創業の時とはいわば乱世で、群雄割拠して争いが起こります。これら強力なライバルと次々に戦わねばならず、こういう点では創業の方が困難です。」

別の部下はこう答えました。
「創業の時は目的が明確であり、ただ目的に向かって走り続けれおれば事は成ってしまいます。しかし一旦事が成ると、成功者の心には奢りが生まれるし、次なる目的を見いだせず組織の団結も弱くなってきます。こういう点では守成の方が困難です。」

太宗の答えは

部下の言い分にはどちらも一理あるように思えますが、太宗が出した答えはこうでした。

私とともに建国のための戦争を戦ってくれた者たちは、創業の方が困難と言うだろう。
建国から今まで政治に奔走してくれた者たちは、守成の方が困難と言うだろう。

どちらも正しいのだが、創業は既に成った。現在は守成の時代だ。
創業に貢献してくれた者への感謝は忘れずに、今後は守成の困難さに対して皆と対処していきたいと思う。

『貞観政要』は、唐の2代皇帝である太宗が唐の国家制度の基礎を作った時代の話です。
つまり、群雄割拠と争い帝国を建国するまでの「創業の時代」は既に過ぎており、紛れもなく「守成の時代」だったのです。

創業が成っていないのに守成の心配をすることはない。
だが、守成の時期なのに創業の勢いのままでは持続しない。

創業に貢献してくれた者へは感謝しつつ、これからは守成の体制へと移行せねばならない。

この達観が、太宗が名君と呼ばれる所以なのです。

単発で成功することは出来ても成功し続けることは難しい

アフィリエイトをやっていた思うのは、単発で月100万くらい稼ぐのは結構簡単だということ。
まぐれ当たりでも月100万くらいなら、結構いっちゃうのがアフィリエイトです。

しかし単発で当たっても「当て続ける」事は本当に難しい。

まさに「奢りが出るし目的を見失う」状態に陥って、成長が止まってしまうんですね。

また、「月100万を達成する手法」をずっと続けていけば良いというものでもありません。
「月100万までの手法」は「月100万稼ぎ続ける手法」では無い場合もあるからです。

「月100万まで」が創業の時代と考えたら、それを安定的に稼ぎ続ける守成の体制への移行が不可欠。
そこを考えていないと、アップデートに翻弄され続ける脆弱なブロガーになってしまいます。

「ゼロから稼ぐ手法」と「稼ぎ続ける手法」はイコールではない。
「創業の手法」から「守成の手法」へ移行する意識がなければ、ブロガーとしての安定は遠いなと思う今日このごろです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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