こんにちは。tetsuyaです。
今回から、毎週月曜日には『ブロガーに刺さる名言』というシリーズを連載していこうと思います。
私が今までに読んだ本、見聞きした話の中から、ブログ・アフィリエイトを頑張っているあなたの励ましやヒントになるものを紹介して行きます。
毎回長々とは書かず、サクッと読める記事にまとめるつもりではいるので、心の栄養、頑張る活力、新たな気付きになれば幸いです。
ルソーが語る「原始人の覚悟」
中学校の社会科の教科書で、誰もが目にする鬼パーマ。
フランスの社会思想家ジャン・ジャック・ルソーの主著『人間不平等起源論』の一説から。
人々が大地に種を巻くようになるには、将来において収穫を手にするために、
今の時点で穀物を地に蒔いて「捨てる」という覚悟が必要である。
言われてみれば、たしかにそうですよね。
野原でウサギを追い、森で木の実を集めていた原始人は、いつの時点で「農業」を覚えはじめたのか?
農業をするためには、大地に種をまかなくてはいけません。
しかし、その種だって、原始人にとっては立派な食料のはず。
その種を、あえて大地に蒔いて食べられなくする。
言ってしまえば「捨てる覚悟」を持つことで、原始人は農業を覚え、多量の収穫を得られるようになったのです。
- 今の時点で食べられるものを捨てる
- 収穫が得られるのは半年後
- それまで畑を育て続ける
現時点での食料に飛びつくのではなく、それをあえて地に埋めることで半年~1年後の収穫にありつく。
野生動物と人間の決定的な違いは、このような「意志」を持てることであると、ルソーは言います。
ブログ・アフィリエイトも同じですよね。
あれこれ調べてブログを立ち上げて、手探りで記事を書いていっても、一向に誰からも読まれない。
もちろん収益なんて発生しないし、アドセンスに合格したって得られるのは数百円だけ。
こんな事なら、コンビニでバイトしている方がよっぽど稼げるはず。
しかし、それでも皆さんがブログに励むのは「将来的な収益」を期待しているから。
1年後、2年後の収益のために、あえて現時点での「稼ぎ」を捨てる。
それは時間、労力だけの話ではなく、自己投資にお金をかけることも同じ。
将来を見越して現時点での一時的な利益をあえて捨てる
その「意志」こそが人間の証明なのです。
人間不平等起源論について
ルソーと言えば社会科の教科書にも載っている『社会契約論』が非常に有名ですが、その序論のような位置づけで『人間不平等起源論』は書かれました。
タイトルからして衝撃的ですが、現在の社会にはびこる人々の不平等は、いつどのようにして生まれたのか?
ルソーは、この答えを探るために思索を原始時代にまで掘り下げます。
そして、富めるものと貧しいものの隷属関係は、どのように成り立つのかを考えました。
隷属の鎖を作り出すのは、人間たちの相互の依存関係と、人間たちを結ぶ相互の欲求であることは誰にでもわかる。
ある人間を隷属させようとするならば、まずその人を他人なしでは生きていけない状態におく必要がある。
Googleなしでは生きていけないSEOアフィリエイターは、Googleに隷属しています(あー書いてて泣けてくるw)
しかし、例えばGoogleだけでなくSNS、ブログランキング、メルマガなどで集客できるブロガーなら、Googleにも隷属しないし、もちろん特定の企業にも隷属しません。
会社に隷属しなければ行けないのは、会社なしでは生きていけないから。
隷属しなくても生きていける人が、「あらゆる鎖から自由であり、最も強い者の法も無力」であると言うことですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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