こんにちは。tetsuya(@tetsuya_blulog)です。
毎週月曜日のブロガーに刺さる名言。
第10回は、道教の始祖・老子の言葉です。
無為自然を説いた道教は、悠々自適にのんびり生きる哲学でありながら、自らを規定する『道』については強い意志を感じさせます。
その『道』を説いた、老子の言葉を紹介します。
凡人に笑われてこそ「道」
下士は道を聞きては大いにこれを笑う。
笑わざれば、もって道とするに足らず
笑われないものは、道とする価値がない。
老子が語る「道」は、ときに天の邪鬼のように思われることもあります。
凡人にも理解できるものの方が価値があるように思われますが、この老子の言葉には前後があります。
上士は道を聞きては勤めてこれを行う
中士は道を聞きては存するがごとく亡(うしな)うがごとし
下士は道を聞きては大いにこれを笑う
笑わざればもって道と為すに足らず
普通の人は、道を聞いたら半信半疑になる。
凡人は、道を聞いたら笑い飛ばして相手にしない。
こう聞くと、たしかに私達にも心当たりがあるような気がします。
つまらない人間が笑い飛ばして相手にしないような事ほど、先見の明を持って実践してきた人が結果的に成功する。
逆に言えば、こういう事。
ブロガーは笑われてこそ上等
ブログで稼ぎたい?無理無理。そんなん一部だけだって、現実見ろよ
ブロガーにとっては、もう聞き飽きたセリフですよね。
ブログで稼ぎたい、ネットで稼ぎたいなんて言ったら、大抵はこういう反応をされます。
しかし老子にしてみればは、自分の「道」を語ったときの相手の反応で、相手の程度もわかってしまうもの。
- 優れた人なら「ほんとに稼げるの?俺もやってみるわ!」となる。
- 普通の人なら「ほんとに稼げるの?信じられないなぁ…」となる。
- 凡人なら「稼げるわけねーじゃん、ウケる~」となる。
こう考えると、笑われたって何も悩むことはないとわかりますよね。
それどころか、笑われる事こそ価値があると思えるようになってきます。
数年後に圧倒的な成果で見返してやりましょう!
老子と道教について
道教の始祖である老子の言葉には、「道」という概念がよく出てきます。
では、その「道」とは何なのか?
これが「名」だと説明できるようなものは、名ではない。
物事の真理は言葉で説明できるようなものではない。人生をかけて探求し続けるものである。
これが老子の思想です。
結局「道」とは何かわからない訳ですが、わかりやすい言葉で言ってしまえば「自分が生きる上での信念、人生哲学のようなもの」ではないでしょうか?
そして、その「信念」も「人生哲学」も、一度決めたら貫く通すものではなく、人生を重ねるにつれて柔軟に変わっても良い。
変わっていく中でも、最後まで変わらずに残ったものが、その人にとっての「道」である。
道教においては「絶対」は存在せず、あらゆるものは「相対」で捉えられます。
だから絶対の信念も無いし、絶対の正義もない。
道に任せて無為自然に生きよ。
人は安定を求める生き物です。
常に変わり続けることを受け入れるのは難しい。
だからこそ、変わり続ける中でも自分の軸となる「道」を意識せよ。
老子の思想は、現代にまで生きていますね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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