こんにちは。tetsuya(@tetsuya_blulog)です。
毎週月曜日のブロガーに刺さる名言シリーズ。
第9回は、儒教の大家・荀子の言葉から
『性悪説』でも有名な荀子ですが、常に勉学と努力の重要性を説くこの言葉は、自分の中でも強く印象に残っています。
継続してこそ成果は得られる
千里も?歩にして至らざれば善御というに足らず
せんりもきほにしていたらざれば、ぜんぎょというにたらず
千里の道を馬で進んでも、目的地まであと半歩で止まってしまっては、良い御者とは言われない。
「?」(キ)という文字の変換に苦労しましたが、この文字は「半歩。ひとあし。片足を踏み出す。」を意味する漢字
※漢字辞典オンライン
「?歩にして至らず」とは「半歩手前で止まってしまう」という意味。
たとえそれまでに千里の道を進んできても、目的地まで半歩達せずに止まってしまうようでは、良い御者とは言えない。
努力を続けて成果が見えなくても、目的達成はあと半歩かも知れない。
とにかく、辞めずに続けることが大事だと言うことですね。
積み重ねて目標を超えろ
荀子といえば、最も有名なのはこの言葉。
青は藍の花から取れる色素を精製し続けて作る色。
藍から取れる色が藍より青くなることもある。
はじめは先生に習う立場でも、努力を続ければ先生を超えることも出来る。
ブログを始めた時、目標にしていた人、先生になってもらった人。
そういった方々を目標にして努力し続けること、継続することが一番大事。
報われないと感じていても、目標は後半歩にまで迫っているのかも知れない。
超えられないと思っていた人を、実は超えてしまうこともある。
学ぶことは途中でやめてはいけないのです。
荀子が説いた「天人の分」
激動の戦国時代を生きた荀子の代表的は思想の一つが、「天人の分」と呼ばれる考え方。
すなわち、「天と人は別のものであって関係がない」とする、天命論への否定です。
それまでの中国で信じられていた「天」への信仰を諌め、自分の運命は自分の行いによって決まるとする考え方を説いたのです。
自分の運命に天命など関係ないとする考え方は、ある意味では合理的ですが、一方ではシビアな面もあります。
「ちゃんと努力を続ければ、必ずお天道様が見ていてくれる」というポジティブな信仰も否定してしまうからです。
善行を積んだからと行ってすぐに天が報いてくれるとは限らない、だから時勢が味方してくれないときにはひたすら忍従するしか無い。
博学にして思慮深い君子でも、時勢に合わないものは多い。
報われない時ほど、じっと耐えて努力を重ね続ける。
時には方向転換も必要ですが、大切なのは辞めないこと。
苦しい時ほど参考にしたい考え方ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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