こんにちは。tetsuya(@tetsuya_blulog)です。
女の悩み相談に共感せず、求められていないアドバイスをしてしまう。
これが「男脳」だと思っている方もいますが、違います。
こんな男は、単に「無能」なだけ。
悩み相談を本当に真剣に聞いていれば、アドバイスなど不要で「聞いて共感してあげる」事が一番の解決策だとわかるはず。
この記事では、真の聞き上手・モテ男になるための「悩み相談の理論」を解説します。
目次
女の悩み相談にアドバイスが不要な理由
「女の悩み相談にアドバイスは不要」と言いますが、実際は男の悩み相談にも不要な場合が多いです。
とりあえずここでは、女性から男性への悩み相談にフォーカスして解説してきます。
そもそも悩み相談では、相手から明確な状況の説明があった上でアドバイスを求められた時以外、こちらからアドバイスをする必要はありません。
実際、有効な解決策を提案できる事はほとんど無いからです。
この点について、以下の3つの理由から詳しく説明します。
- 悩みは気分の問題だから
- 悩みに解決策はないから
- 悩んでいる本人より考えている人はいないから
悩みは気分の問題だから
そもそも「悩む」という行為は、「考える」とは全く違います。
「考える」は論理的な行為ですが、「悩む」は気分的な行為です。
「悩む」とは「考えても答えは出ないと分かっていることをいつまでも考えてしまう事」だと言えます。
この点に気付けるかどうかが、「聞き上手」とそうでない人の違いなんです。
悩みに解決策はないから
悩みは「気分的な問題」である以上、論理的に解決するのは無理です。
例えば「好きな人の本当の気持ちがわからない」という悩みを持っている女性に対して、どんなアドバイスが出来というのでしょうか?
「好きな人の本当の気持ち」などは、その本人しか知らないでしょう。
こちらでどんなに考えても無意味です。
しかし、考えても無意味と分かっていても考えてしまうのが人の性。
そういう気分に落ち込んでしまっているのが、「悩んでいる」という状態なんですね。
悩んでいる本人より考えている人はいないから
悩んでいる人は、暇さえあれば悩んでいます。
つまり、その案件に関して誰よりも長い時間考え込んでいると言うこと。
話を聞かされた相談相手が思いつく程度のアドバイスは、既に何十回も思いついているものです。
よって、どんなに親身にアドバイスしてみても
- そんな事分かってるよ
- 分かってるけど出来ないから悩んでるんだよ
となるのがオチです。
経験上、悩んでいる本人も思いつかないようなアドバイスが出来ることはまずありません。
悩み相談には共感して気分を良くするのが最善の解決法
悩みが気分の問題である以上、その解決方法は「気分を良くすること」以外にありません。
繰り返しになりますが、「悩む」とは「考えても答えが出ないと分かっている事をいつまでも考えてしまうこと」ですから、そもそも解決しなくていい、考えなくてもいい事なのです。
気分さえ良くなれば、勝手に解決しているのが悩みというもの。
その気分を良くする方法が、「誰かに聞いてもらう、共感してもらう」という事なのです。
「聞いてもらう」には医学的根拠がある
こんな風に思ってしまう男性は、「無能」としか言いようがない。
そういうあなたは、24時間365日論理的に言動できるのでしょうか?
「悩みを誰かに聞いてもらう」事で気分の問題が回復することは、医学的にも認められている根拠のある治療法です。
厚生労働省のHPにもはっきり書かれています。
カウンセリングの効果は、数々の実証研究でも確認されています。たとえば、うつに関しては、いくつかの異なる技法のカウンセリングの効果が示されていますが、とくに認知行動療法については、明確な効果が示されています。
専門家が事例と共に回答~職場のメンタルヘルス対策Q&A~
- わかってもらえた
- 話せてすっきりした
- 前向きになる気になった
ただ相手の悩みを聞いて、その気分に寄り添って共感してあげるだけで、これだけの効果が得られます。
相手の問題を理解し、その解決のために最も効率的な行動を取るのが「有能」な男というもの。
これこそが「悩みの効率的で論理的な解決」です。
そして、これが出来る男は猛烈にモテます。
経験上、これだけは間違いありません。
悩み相談に薄っぺらいアドバイスをしてしまう無能男の心理
悩み相談に共感もせず、薄っぺらいアドバイスをしてしまう男の心理はどのようなものか?
あまり人を批判するのは好きではありませんが、読者の自戒のためにも3つに分類して説明しましょう。
- 悩みの本質をわかっていない
- アドバイスすることで上に立とうとする
- 気分の問題である事を許そうとしない
悩みの本質をわかっていない
これは記事前半で説明したこと。
「悩む」と「考える」の違いを理解しておらず、自分のアドバイスで悩み解決の手助けが出来ると勘違いしてしまっているパターンです。
相手の悩みを本当に聞いていれば、その悩みが気分の問題なのか解決可能な問題なのかはわかってくるはず。
そこの見極めが出来ないでいると、いつまで経っても聞き上手にはなれません。
アドバイスすることで上に立とうとする
これは女性にとっては最悪なパターン。
弱っている相手に付け込んで、自分の有能さをアピールする踏み台としてしか考えていない。
その行為が自分の無能さをアピールする事にしかなっていない事も知らずに。
一番嫌われるタイプのアドバイスですね。
気分の問題である事を許そうとしない
とか偉そうに言っちゃうタイプ。
行き過ぎた合理主義者、世間知らずの意識高い系にありがちなパターンです。
24時間365日合理的に言動できる人間はいません。
時には、気分も落ち込んでしまうこともあるもの。
そういう「弱くなってしまう時期」を認める器量が無いことは、人としての「優しさ」の欠如であるとも言えます。
上司と部下の関係で例えてみましょう。
クライアントからそっぽを向かれて落ち込んでいる部下に対して、相談された上司はいかに対応すべきでしょうか?
と突き放すのが有能な上司だと思いますか?
それで部下の精神が参ってしまい退職でもされたら、上からの評価は「部下のメンタルもマネジメントできない無能な上司」という事になるでしょうね。
まとめ:悩み相談は共感と許容が一番大事
- 悩みは気分の問題だからアドバイスは不要
- 共感して気分をスッキリさせるのが一番の解決策
- 時には気分で落ち込んでしまう事も認めるのが有能な男
悩みの本質を理解できず、薄っぺらいアドバイスをしてしまう人を「男脳」などと一括にされては困ります。
それは「男脳」ではなく「無能」なだけ。
本当に有能な男は、悩み相談にも共感して寄り添うことが出来るし、それが一番の解決策だと言うこともわかっているのです。
相手の弱さを許し、受け入れられる度量の大きな男こそ、真の「男脳」だと言えます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ブログランキング参加中。よかったらポチッとお願いします。
この記事へのコメントはありません。