TCDテーマ「GENSEN」を2年以上使ってみてのレビューをしていきます。
WordPressテーマの中でも個人ブロガーから企業サイトにまで評判がよく、サポートの充実ぶりも人気のTCDテーマ。
その中でも特に高価格帯で機能の多いGENSENですが、使ってみて「向いているケースと向いていないケース」があることがよくわかります。
私自身はお気に入りで当ブログでもGENSENを使っていますが、ご自身のニーズに合わない場合もあるので、ぜひメリットとデメリットをよく検討してくださいね。
サラリーマンをやめて10年以上。複数のブログを運営して月100万円以上稼げるようになったので、少しでもノウハウをシェアする事が社会貢献と思って記事を書いています。ブラック企業を駆逐し、日本を良くするためにまずは自分で稼ぎましょう!
目次
TCDテーマ「GENSEN」の概要
価格 | 39,800円 |
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トップページ | 1カラム |
記事ページ | 2カラム |
ヘッダーバー | PC・スマホ対応 (スマホのみフッターバーもあり) |
GENSENが向いているポイント
- 100記事以上の巨大サイト
- オリジナル画像を多用するサイト
- トップページをナビゲーション型にするサイト
GENSENの特徴は、検索ワードやカテゴリ、タグなど複数の要素を組み合わせた多彩な検索機能にあります。
つまり、それだけ多彩なジャンルの記事がある巨大サイト構築に適しており、そうでないのなら39,800円という金額は高すぎますね。
またトップページのカスタマイズ性が非常に高く、記事一覧、任意のおすすめ記事スライダー、フリーテキスト、動画、カテゴリ一覧などを組み合わせて、トップページをナビゲーション型で作っていきたい方に適しています。
例えば当ブログでは、大きく分けるとブログ運営のこと、旅行や趣味のことと2つのテーマがあります。
このテーマごとにカテゴリ一覧を表示して、異なるテーマが混ざってしまわないように整理するのも簡単。
トップページをナビゲーション型にするメリットについては、関連記事をごらんください。
実際に使っている私からすると、GENSENは総じて使いやすいWordPressテーマだと思っていますが、いかんせん価格が高い。
この値段を払ってでも、長期に渡って資産になる大型サイトを持っておきたい方以外は、あまり必要ないかなと思っています。
GENSENのデメリット
- 重い
- 価格が高い
- カラム幅が広くPCだと読みづらいことも
TCDテーマの中でも特に高いGENSENですから、実際に使ってみてのデメリットも書いておきます。
このデメリットを許容できない方は、他のWordPressテーマを考えたほうが良いでしょう。
重い
重いです。
これはGENSENに限らず、TCDテーマ全体に言えることかも知れません。
この記事のために久しぶりにPageSpeed Insightsを試してみて、「え、ヤバ…」と思うくらいには重いですねw
もちろん高速化の施策をしていけばもっと読み込み速度を早めることは可能でしょうが、高速化にプライオリティを置く方にはTCDテーマ自体おすすめしません。
価格が高い
何度も言っていることですが、価格の高さは大きなデメリットです。
アフィリエイトブログなら、一発当たれば4万なんて数時間で稼げるので、大型サイトで長期間稼いでいくつもりなら高くはないのかも知れませんが。
しかしこの価格をどう考えるかは人それぞれなので、よくよく検討してみてください。
カラム幅が広くPCだと読みづらいことも
PC向けのウェブサイト、特にブログはメインカラムの幅が900px以下であることが多いですが、GENSENはメインカラムが1000pxありやや幅広です。
これは特に27インチ以上の大型ディスプレイで見たときに読みづらさが発生し、人によってはファーストビューで読みづらいと思って離脱されてしまう可能性があります。
特に記事の間に画像を挿入する場合、正方形に近い画像だとそれだけで画面全体を占有してしまうため、レイアウトには注意が必要。
何よりGENSEN独自のコンテンツビルダーは、メインカラムの中でもさらに分割して画像を横並びにしたり、スライダーを設置するのに便利です。
カラム幅が広いことを活かしてレイアウトを差別化するのには、とても適していますね。
GENSENのメリット
- コンテンツビルダーが便利
- 検索機能が豊富で使いやすい
- トップページの自由度が非常に高い
- スマホ版もトップページがイケてる
ここからはGENSENのメリットを紹介していきます。
なんだかんだ、私も大金払って買った分だけ使い込んでいますので、これらのメリットに価値を感じるならGENSENは「買い」ですよ!
コンテンツビルダーが便利
GENSENといえば、コンテンツビルダーです。
コンテンツビルダーはTCDテーマ独自のエディタ機能ですが、数あるTCDテーマの中でもコンテンツビルダーを実装しているのはGENSENのような高価格テーマに限られているんですね。
内容としてはグーテンベルクに近いですが、グーテンベルクほど厳密にブロック単位となっておらず、テキスト部分はクラシックエディタと同じ感覚で編集できます。
しかしGENSENのコンテンツビルダーに慣れてしまえば、たとえクラシックエディタが無くなっても困らないし、グーテンベルクより使い勝手が良いのだから無問題なんですよね。
検索機能が豊富で使いやすい
GENSENのでもサイトから拝借しましたが、このように検索窓を2つ~3つならべて、キーワード、カテゴリ、タグなどで細かく検索できます。
ここまで検索機能が豊富なテーマは珍しく、100記事で多ジャンルな大型サイトにはうってつけ。
検索機能が便利な事は、ユーザーの回遊率向上、PV向上に役立つためSEO的にも有利と言えます。
サイトが大きくなってくるほど、ここのメリットは大きくなりますね。
トップページの自由度が非常に高い
これまで数多くのWordPressテーマを使ってきましたが、トップページに関してはGENSENがダントツです。
まず編集画面が直感的で使いやすいし、多彩なコンテンツをトップページに表示できるので見た目的にも華やかですよね。
カテゴリごとに一言説明文を追加したり、ヘッダーバーにグローバルメニューを設置したりと、まだまだカスタムの幅は広がりそうです。
スマホ版もトップページがイケてる
個人的にGENSENで気に入ってるのが、スマホのトップページ。
細かいことかも知れませんが、最新記事一覧が2行で並ぶんですよね。
最近のスマホは大型化しているし、小型でもディスプレイの解像度が上がっているので、小さな文字も読みやすい。
だから「スマホ=ワンカラム」は時代遅れで、こうやって1画面に沢山の情報(=沢山の記事)が表示される方が良いんです。
色々探しましたが、スマホレスポンシブデザインで、記事一覧が2行になってくれる、しかもデザインも整ってるテーマってあまり無いんですよ。
この点も、GENSENの地味なメリットとして上げてみました。
将来にまで資産になる大型サイトをもちたいブロガーにはおすすめ
- GENSENは大型化サイト向き
- 資産になるサイト構築に向いている
- デザインが綺麗で気が利いている
- 高いし重いけどそれ以上稼げるブログが作れる
何だかんだで2年以上使っているGENSENですが、その間他のテーマも色々試してみたものの、結局GENSENに戻ってきてしまうんですね。
それだけデザインや機能が気に入っているし、数年単位でずっと更新していくつもりのブログを持ちたいなら、思い切って買ってもいいと思いますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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