毎日毎日スーモやアットホームを眺め、新着順を更新しまくり、たまに出てきた物件に「おっ?」と思うけど、よくよく見たらやっぱり駄目…
もう何ヶ月こんな事を繰り返しているだろう?
理想の物件なんて、この先ずっと巡り会えないんじゃないか?
どこかの条件を妥協するしか無い
でも、ここで妥協したら後悔は一生になるかも…
こんな悩み、土地探しを経験した方なら誰しも共感できるんじゃないでしょうか?
私もその一人でした。
最終的に私は本当に「全ての理想条件をクリアした土地」を見つけられたのですが、
それはネット上に公開されていない未公開物件でした。
いい土地はみんながほしい。
だから本当にいい土地はネットに出る前になくなる。
何となく聞いたことがありましたが、自分で実体験するとは思いませんでした。
目次
私が未公開物件を見つけた方法
- 物件情報は毎日チェック
- 希望の場所をある程度決めておく
- ストリートビューでしらみつぶしに調べる
- 可能なら現地に出向いて調査
物件情報は毎日チェック
最低限「スーモ」「アットホーム」の2つは毎日チェックするのが必須です。
これらのサイトに公開されていない土地を未公開物件というのだから、未公開物件を探すのになぜサイトを見る必要があるのか?
それは以下の理由になります。
- 相場を把握する
- 公開されている物件を把握する
まず希望する場所、条件に見合った土地の相場を把握しておけば、資金計画も立てやすく理想の土地が見つかったときにすぐ決断できます。
そして重要なのが、希望エリアで公開されている売り物件を把握しておくこと。
これは逆に言えば、下記の方法で売り物件を見つけたときに「この場所はネットに公開されていない」とすぐに分かる為です。
希望の場所をある程度決めておく
土地探しの大前提ではありますが、譲れない条件を揃えた上で「だいたいこの辺がいいな」というエリアを決めておきましょう。
- 金額相場
- 周辺施設
- 交通アクセス
- ハザードマップ
- 土地の雰囲気
これらを勘案すると、理想に合致するエリアは意外と広くないと思います。
あまり狙いのエリアを広くしすぎると、探すのが大変なので絞ったほうが吉。
ストリートビューでしらみつぶしに調べる
いよいよ本題です。
狙いのエリアが絞れたら、Googleストリートビューを起動してしらみつぶしに調べましょう。
いい感じの空き地がないか?
ストリートビューで通れる道はすべて通って調べるのです。
ここで重要なのは「Google Earthの衛星写真」と「ストリートビュー」は必ずしも一致しないという事。
Google Earthでは建物があるのに、ストリートビューでは更地になっているケースがあります(逆もしかり)
また建物があっても売り物件の場合ももちろんあるので、やはりストリートビューで調べるのが重要。
もちろんストリートビューの撮影日時もしっかり確認してください。
可能なら現地に出向いて調査
ストリートビューの撮影日時が半年以上前しか無い場合、現地の状況は変わっている可能性があります。
もし可能なら、実際に現地に出向いて歩いて探しましょう。
この方がその土地のリアルな雰囲気を体感しやすく、「ヤバい人がいないか?」などの状況も確認できます。
実際私は現地に行って歩きましたが、近所にものすごいゴミ屋敷があったために却下した物件があります。
そして「売り物件」の看板を見つけたら、すぐに看板に書いてある不動産屋に電話して状況を確認します。
私はこの方法で、超理想的な条件の未公開物件を探し出し、購入することができました。
なぜ未公開物件?土地探しの闇
そもそも何故未公開物件なのか?
土地を売ろうと思っているのに、未公開物件にしておく理由は何なのか?
もしかしたら凄くヤバい理由を隠されているかも知れません。
ましてや条件のいい土地なら、なおさら不安になりますよね。
結果的に、私が購入した土地が未公開物件だった理由は
「公開準備中だった」からです。
聞けば前の地主さんが実家を処分することに決め、古い実家を解体し、更地にして正確に測量してもらい、その後売値を決めて「売り物件」の看板だけ建てておいて、ネットに公開するための準備中に私が飛び込んできたという事です。
つまり土地は売ると決めてもすぐに公開されるわけではなく、公開準備をしている期間に飛び込めれば誰よりも早くゲットできるのです。
そして驚いたのが、私が最初に飛び込んでから数日後に、もう地元の建売業者が飛び込んできたとの事。
建売業者や不動産業者は、この記事で書いたような手法を仕事として毎日やっている訳です。
本当に条件のいい土地は、公開される前に業者に押さえられてしまうんですね。
土地探しの厳しさを知った出来事でした。
タッチの差で業者より先に契約できたのはラッキーでしたが、この土地に巡り会えたのは運命としか言いようがありませんね。
【まとめ】未公開物件は自分の脚で探すべし
「土地探しはご縁とタイミング」
不動産屋さんにも、義父にも、実父にも言われた言葉です。
土地探しを経験して、満足行く買い物が出来た方は、最終的にみんな「縁とタイミング」だと思うわけですね。
私も全く同感です。
希望エリアを決めてしらみつぶしに調べるという方法は、ものすごくアナログに思えますが、現代ではGoogle EarthとGoogleストリートビューという素晴らしいテクノロジーにより、自宅に居ても出来るようになりました。
自力で見つけた未公開物件は、物凄く思い入れの強いマイホームになると思いますよ。
本日は以上です。
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