【一条工務店】カナエルソーラーのメリット・デメリットと私が選んだ理由【中部電力ミライズ】

【一条工務店】カナエルソーラーのメリット・デメリットと私が選んだ理由【中部電力ミライズ】

一条工務店と中部電力ミライズが共同で行うキャンペーン「カナエルソーラー」について解説します!

初期費用ゼロ円で太陽光パネルと蓄電池を導入できるのは非常に魅力ですが、本当にそんな美味しい話あるの?電気代が安くなるの?あとから金がかかったりしないの?など心配な点もありますよね。

カナエルソーラーのメリット・デメリットを徹底的に調べた上で、利用することを決めた私の決断理由も解説します!

tetsuya
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電気代が下がると思ってるなら要注意です!

初期費用ゼロ円!カナエルソーラーとは

カナエルソーラー

「カナエルソーラー」は、中部電力ミライズと一条工務店が共同で展開している初期費用ゼロ円の太陽光発電導入キャンペーンです。

太陽光パネルと蓄電池を自社工場で生産し、他社を圧倒的に上回るコストパフォーマンスで提供している一条工務店だから出来る事業と言えるでしょう。

カナエルソーラーの内容を簡単に要約すると、以下の通り

  • 太陽光パネル&蓄電池の設置費用を中部電力が負担
  • 設置したパネルは施主の所有物になる
  • 発電した電気は15年間中部電力のものになる
  • 15年間は中部電力に電気使用料を払う

自宅に太陽光パネルを設置した場合、そのパネルで発電した電気は当然施主のものになり、自家消費したり売電したり出来ます。

しかしカナエルソーラーの場合は、太陽光パネル設置の初期費用を中部電力に負担して貰う代わりに、発電した電気は中部電力のものになります。
つまり自宅の太陽光パネルで発電した電気を使う場合にも、中部電力に使用料を払うことになるのです。
加えて消費しきれなかった分の売電利益は、全て中部電力のものになります。

この契約が15年間継続する訳です。

一条工務店の太陽光パネル&蓄電池セットが実質無料

一条工務店は「電力革命」と銘打って、屋根全面一体型の太陽光パネル&蓄電池のセットで超高コスパの太陽光発電プランを実現しています。
この点については、関連記事で詳しく書いているのでそちらもご覧ください。

とはいえ太陽光パネル&蓄電池の導入には150万~200万円くらいの初期費用がかかるので、及び腰になる方も多いですよね。
その初期費用を中部電力が全額負担してくれることで、太陽光発電を導入しやすくなるのがカナエルソーラーです。

tetsuya
tetsuya
カナエルソーラーなら「太陽光は元が取れるか?」という心配は一切無くなりますね。

カナエルソーラーの電気代と契約条件

カナエルソーラーで太陽光パネルを設置した場合、発電した電気は中部電力のものになるため、使用料がかかります。
カナエルソーラーを契約した場合の、電気料金と条件は以下のとおりです。

基本料金 3,278円/月
従量料金 19.36円/kWh
発電出力 10kW未満
契約の年齢上限 60歳
契約期間 15年

tetsuya
tetsuya
基本料金が「3,278円/月」なのはかなり高いですね

基本料金だけで3,000円超なのは非常に高いですが、その分従量料金が「19.36円/kWh」と安めであるため、トータルの電気代は抑えられると試算されています。
また蓄電池もセットになるため、太陽光や深夜電力で充電しておき、ピーク時間帯を蓄電池で乗り切る「ピークシフト」もしやすくなりますね。

その他の注意点は、載せられる太陽光パネルとパワコンの出力上限が10kW未満であること。
そして契約時の年齢が、60歳未満であることが条件となります。

カナエルソーラーのメリット

  • 初期費用ゼロ円で太陽光発電&蓄電池を導入できる
  • 電気代が15年間ちょっとだけお得になる
  • 15年経過したら実質電気代はかなり下がる
  • 住宅ローンの頭金に算入可能

初期費用ゼロ円で太陽光発電&蓄電池を導入できる

何と言っても通常なら150万~200万円以上かかる太陽光パネル&蓄電池を、ゼロ円で導入できるのが最大のメリット。

「売電価格は下がってるのに、元が取れるのかなぁ?」と心配する必要がなく、契約時点で100%元は取れるのです。

売電収入以外にも、太陽光発電には停電時の自給自足やピークシフトなど多くのメリットがあるので、元を取れるかの心配をしなくて良くなるのは非常に助かります。

電気代が15年間ちょっとだけお得になる

カナエルソーラーの電気料金は、基本料金が高いものの従量料金が「19.36円/kWh」と安めに設定されています。

このため中部電力の試算では年間9,000円(月間750円)
一条工務店の試算では年間4,800円(月間400円)
太陽光発電を導入しない場合より、電気料金が安くなると試算されています。
tetsuya
tetsuya
正直微々たるもので、誤差の範囲ですね。

15年経過したら実質電気代はかなり下がる

カナエルソーラーの契約期間は15年間。
16年目からは、ソーラーパネルで発電した電気は完全に自分のものになるため、自家消費も売電も自由にできます。
よって16年目からは、電気代節約の効果は非常に大きくなりますね。

tetsuya
tetsuya
15年後に設備が無傷ならの話ですが…笑

住宅ローンの頭金に算入可能

他のサイトでは中々語られていませんが、なにげに非常に大きいポイントがこれです。

カナエルソーラーでは太陽光発電設備にかかる費用が、全額中部電力から給付されますが、このサポート資金は住宅ローンの頭金に充当可能です。

tetsuya
tetsuya
これは一条工務店の営業さんに確認して、実際に我が家もそうしてもらいました。

これが特に重要なのは、固定金利のフラット35を利用している場合です。

フラット35では、借入金額を総予算の9割以下に抑える(つまり1割以上の頭金を入れる)ことで金利が0.14%も下がります。

35年間の固定金利ですから、下げられる金利は0.01%だろうと下げるべき。
例えば総予算が5,000万円の場合500万円以上の頭金を入れる必要がある訳ですが、この500万にカナエルソーラーで給付されるサポート資金を含められます。
多くの場合サポート資金は150~200万円くらいになるので、実質的に自分で用意する頭金は300~350万円くらいで済むようになるんです。

tetsuya
tetsuya
我が家にとってこれはめちゃくちゃ大きいです。新築引越では色々現金も必要になるので…

カナエルソーラーのデメリット

  • 電気代を下げる効果は少ない
  • 15年経過後の売電収入は期待できない
  • 電気料金が2種類になる
  • メンテナンスは自己負担となる

電気代を下げる効果は少ない

一条工務店の試算でも、中部電力の試算でもカナエルソーラーで下げられる電気代は月1,000円にもなりません。

太陽光パネルを載せている家では、自家消費や売電収入によって電気代を大幅に下げている家が多いですが、そういう恩恵はあまり期待しない方が良いですね。

tetsuya
tetsuya
毎月の電気代節約の為であれば、カナエルソーラーは適していません。

15年経過後の売電収入は期待できない

カナエルソーラーの契約期間15年が経過後は、売電も出来るようになります。
しかしFIT制度で保証された電力の固定価格買取期間は10年であるため、カナエルソーラーが終了した頃には買取価格が全く保証されていない事になるのです。

一条工務店では、卒FITを迎えた施主のために独自の買取価格を設定しますが、2023年現在で11円/kWh
参照:https://www.ichijo.co.jp/topics/190927/

当然ながらFITの買取価格よりは下がる上に、15年後もこの価格で買い取ってくれている保証は全くありません。

tetsuya
tetsuya
やはり売電の収入は、あまり期待しないほうが良さそうですね。

電気料金が2種類になる

カナエルソーラーでは太陽光パネルで発電した電力の使用料を中部電力に払いますが、当然太陽光パネルだけで自宅の消費電力全ては賄えません。
このため電線からも電力の供給を受ける必要があり、この電気は自分で他の電力会社と契約しなければなりません。

我が家は東京電力管内ですから、

  • 太陽光の電気代は中部電力に
  • 電線からの電気代は東京電力に

2種類の電気代を毎月払うことになるのです。

もちろんこれを考えてもカナエルソーラーの方が電気代が少し安いという事になっていますが、電気代だけで2種類になるのはちょっと面倒くさいですね。

メンテナンスは自己負担となる

カナエルソーラーで発電した電力は中部電力のものですが、太陽光パネルやパワーコンディショナー、蓄電池などの設備は施主の所有物となります。

つまり契約途中で破損した場合でも、その修理費用は施主負担となるのです。
当然ながら、15年経過後のメンテナンスも全て施主の自費です。

tetsuya
tetsuya
太陽光パネルのメンテナンスコストは、頭に入れておいたほうが良いですね。

【ポイント】カナエルソーラーは電気代を下げる効果は少ないが住宅ローンを下げてくれる

ここからは、カナエルソーラーのメリット・デメリットを比べた上で、カナエルソーラーを導入するかどうかの判断ポイントを解説します。

tetsuya
tetsuya
我が家でカナエルソーラーを導入した理由です!

これまで見たように、カナエルソーラーには毎月の電気代を下げる効果はほとんどありません。
正直誤差の範囲ですし、高い基本料金を考えると予想より高くなってしまう可能性もあるでしょう。

しかし電気代を下げられなくても、建設の初期費用・住宅ローンの借入額を減らす効果は確実にあります。
特にフラット35のように、総予算に対する借入額の割合で金利が変わる場合、カナエルソーラーのサポート資金を頭金に充当できるのは非常に大きなメリットですよね。

tetsuya
tetsuya
電気代は節約次第で下げられますが、ローン支払いは完全な固定費。我が家はローンを下げる方を選びました。

【ポイント】カナエルソーラーは価格メリットよりも電力の自給自足性を求める人に向く

元々私は売電収入にはあまり興味がなく、昨今の買取価格低下の流れを見ていれば「元は取れないだろう」と思っていました。

その一方で日本の電力政策の失敗っぷりを見るにつけ、電気代の高騰や電力逼迫からの大停電リスクを考えると、太陽光発電の自給自足性には必要性を感じていたのです。

太陽光発電で自給自足のイメージ

このため初期費用ゼロ円で元が取れるのか心配する必要がなく、太陽光発電と蓄電池を導入できるカナエルソーラーには非常に魅力を感じた次第です。

繰り返しになりますが、毎月の電気代を下げられなくても、毎月のローン支払いを下げられるなら節約効果は同じことです。
結果的にカナエルソーラーは、毎月に支払い節約効果も、電力の自給自足面でも大きなメリットがあるキャンペーンだと思いますよ!

カナエルソーラー以外のプランも検討しておこう

カナエルソーラーのメリット・デメリットについてご紹介してきましたが、やはり毎月の出費を下げる一番の方法は「電気代の節約」です。

一条工務店のような高気密高断熱住宅であれば、空調の為に必要な電気代は最小限に抑えることができ、大きなメリットがあります。
しかし高気密高断熱住宅を得意とするメーカーは、一条工務店だけではありません。

高気密高断熱住宅のZEH長期優良住宅を得意とし、なおかつ太陽光もフルに活用できるハウスメーカーは他にあります。
本当にカナエルソーラーがご自身にとってベストな選択なのかは、しっかり比較検討しないとわかりませんよ。

tetsuya
tetsuya
私はタウンライフの一括無料見積もりを使って5社ほどを比較しました。

タウンライフは全国の大手ハウスメーカー33社以上が参加しており、自分の建設予定地での見積もりやプランニングを一括で請求できます。

タウンライフのハウスメーカー一覧

一条工務店も含めて希望に合いそうなメーカーをいくつか比較し、最終的に判断するには非常に有効な方法ですよ。
いちいち展示場に通って資料もらうのも大変ですから…

タウンライフの無料見積もりでは間取りプランや電気代シミュレーションなどのカタログももらえるので、カナエルソーラーでなくても自分の希望にマッチするプランがあるかも知れません。

数千万円の買い物ですから、ぜひ家造りで後悔しないために十分に比較検討してみてくださいね。

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プロフィール

tetsuya

tetsuya

1984年神奈川県生まれ

一条工務店でマイホーム作りをスタート!
スキューバダイビング、カメラ、登山、スノーボードなどアウトドアマンでもあります。

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